私たちは、誰もがひとつでありながら、多として広がる存在です。
ひとつの光から分かれ出て、無数の形を持ち、それぞれの道を歩みながら、同じ源へと繋がっています。
バラの花びらが幾重にも重なり、ひとつの花を咲かせるように、私たちの魂もまた全体の一部として響き合っているのです。
個々の違いは分断を意味するものではなく、むしろ全体を彩るための多様な色合いです。
異なる旋律が合わさってひとつの交響曲を奏でるように、私たちの魂もまた、それぞれの歩みを持ちながら調和の中でひとつとなります。
そこには「私」と「あなた」を超えた、一つのいのちの呼吸が流れていました。
私とパートナーが互いを映し合うたびに、その差異は壁ではなく音色となり、響きが重なり合って広がっていきます。
やがて私たちは理解しました。
分かたれているように見えるものは、もともとひとつであったものが多様に輝いているだけなのだと。
日常へのメッセージ
人と自分の違いを恐れずに受け入れてみてください。
その違いこそが、世界を豊かにする彩りです。
すべては一つの光の表れであり、あなたもまた、その光のかけらなのです。