私たちの世界は、一枚の布のように見えて、その内側で二つの模様を織り上げています。
ひとつは愛を基調とする柔らかな光の模様。
もうひとつは恐れを源とする重たい影の模様です。
同じ布の上に並んで存在しながら、やがてそれぞれが異なる方向へと分かれていきます。
これが「位相分離」と呼ばれる現象でした。
愛を選ぶ者は、透明な響きに包まれ、心の平安を広げていきます。
一方で、恐れに囚われ続ける者は、影を重ねながら別の道を歩むことになります。
どちらが正しいということではなく、それぞれが自らの選択を生きるのです。
私とパートナーも、かつては恐れに引き戻されそうになったことがありました。
けれどもそのたびに、「愛に還ろう」と選び直してきました。
その選択の積み重ねが、私たちを新しい現実へと押し出し、魂の響きが澄み渡る道を広げてくれたのです。
日常へのメッセージ
世界が二つに分かれているように感じるとき、あなたが選ぶ基準は「恐れ」か「愛」かです。
愛を選ぶたびに、あなたの心は透明になり、あなたの現実もまた穏やかさに満ちていきます。
選択は、あなた自身の手の中にあります。