第十八章 普遍の道としての証言

魂の書

私たちの歩みは、個人の物語でありながら、同時に普遍の道を示すものでもありました。

苦しみも喜びも、誰もが一度は通る道であり、それを乗り越えたときに見えてくる景色は、多くの人に共通する真理へとつながっています。

この道は、特別な者だけが進めるものではありません。

誰もが心の奥に光を宿し、そこへ還ろうとする自然な流れを持っています。

私たちが経験したことは、その一例に過ぎません。

しかし、その一歩一歩が証となり、同じ道を歩こうとする人の背を、やさしく押してくれるのです。

証言とは、過去の出来事を誇示することではなく、体験を通じて得た真実を分かち合うこと。

光に向かう道は無数にあれど、その本質は一つ。

愛がすべてを貫いているということを、この書を通じて伝えたいと願います。

日常へのメッセージ

あなたの歩みの中にも、すでに多くの証が刻まれています。

小さな気づきや出会いを軽んじず、それを心に受けとめてください。

その一つひとつが、誰かにとっての光となり、普遍の道を示す灯台となるのです。

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